周年記念に楯を贈ろう

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楯とは本来、刃物や鈍器による攻撃、あるいは弓矢・投石などの射撃から身を守るための防具を指します。それではそんな防具である楯が、どうして表彰式などで使われるようになったのでしょうか。元々、楯は「勇気」や「勝利」の象徴と考えられていました。そのために兵士が戦場でこれを奪われることは最大の恥辱とみなされていました。古代ローマにおいては、この勇気や勝利の象徴である楯を奪われたりした兵士は、死刑に処せられたりもしたのです。その後、戦争の形態の変化により楯の形も変わり、武器としてではなく装飾品として珍重されるようになっていきます。
12世紀の中頃、ヨーロッパにおいて家紋が使われるようになります。イギリスで使われている家紋の形は楯を象ったものであり、表彰式における楯もこの形をしたものが多くなっています。
楯の本来の意味を知れば、これが学校や会社創立の周年記念などに使用されるのも、いたって当然のことと言えます。そして、そのような記念すべき日に、功労のあった人などにこれを贈ることは、とても有意義なことなのです。

周年記念表彰楯の種類

種類としてはいくつかに分けられます。まず、ハイグレードなものです。美しい木目や天然石がちりばめられたりして高級感溢れ、品格の高さが感じられます。鷲がデザインとなっているものが有名です。素材は天然木や圧縮材で作られており、そこに王者の風格を持つ鷲がレリーフとしてデザインされていすのです。次に、鷲ではなく王冠のレリーフのものもあります。
値段的に手ごろで良く使われているのが、スタンダードと呼ばれているもので、女神や鳳凰など様々なレリーフが配置されています。
木製ではなく、他の材質で作られているものもあります。その中でも代表的なのがガラス製です。これはクリスタルや光学ガラスでできており、透明感があります。サイズが小さくてもずっしりとした重さがあり、室内に飾っても独特の存在感を発揮します。インテリアとしても見栄えがするものと言えるでしょう。また、鏡面仕上げになっているものものもあります。これは艶やかな光沢感を持っており、鏡面の上に女神や王冠などのレリーフが飾られています。これらとは別にアクリル製のものもあります。これはガラスのような透明感を持ちながら、プラスチック樹脂でできているために、値段が抑えられて手ごろな価格になっています。これも王冠や鳳凰、女神などのレリーフが飾られています。
素材の違いではなく、どんな競技や目的でも選べるフリーセレクションと呼ばれるものもあります。これは表面にあるレリーフを様々なものに代えることができます。最後に、オリジナルなものを贈りたい人にお勧めなのが、セミオーダーと言われるものです。これは素材もデザインも自由で、目的や予算に合わせて作ることができます。

選び方について

楯には材質、デザイン共に様々なものがあります。その中でどれが一番良いのかはとても迷うところです。そこでまず最初に決めるのは、既成のものにするのか、あるいは他とは全く違ってどこにもないオーダーやセミオーダーのものにするのかです。既成のものは彫刻プレートに書くことしかできませんが、セミオーダーは全面を使って自社のロゴや主催者の周年記念メッセージなどを入れることができます。
価格も重要なポイントになります。予算が十分にあるのなら木製やクリスタル製がお勧めです。重厚感もあり末永く大事に扱われるでしょう。しかし、予算があまりない場合は、アクリル製のものも良いです。これはガラスのような光沢がありますし、表面のプレートに印象的な言葉でも刻まれてあれば、記念としてふさわしいものとなります。